~できるを日常に~

きょうのマーケティング

「想起=売れる」人の記憶に残るマーケティング戦略

人は「思い出す」ことで買う

たとえば、遊びに行こうと思ったときに、雨が降っていたらどこに行きますか?
「ショッピングモール」や「カフェ」を思い浮かべる人が多いですよね!

私もすぐにショッピングモールやカフェを思いつきました。

なぜなら、「雨の日でも楽しめる場所」として、頭の中にしっかり残っているからです。

じゃあ、なぜそれを思い浮かべるのか?
それは「普段から知っている場所だから」です!

つまり・・・ 人が何かを買うときや選ぶときに、すぐに思い出してもらえることが大事!

思い出してもらうと売上が上がる!

たとえば、カフェに行きたいと思ったとき、
「ゆったりした空間がいいな」と思ったら、どこを思い浮かべますか?

おそらく 「スターバックス」 ですよね!
色々あるとも思いますが、中々の人は思い浮かべるんじゃないですかね?

スタバは店内が広くて落ち着く雰囲気があるし、
混んでいても 「ドライブスルーがある」「テイクアウトできる」 という選択肢がある。

だから「カフェ行こう!」と思ったときに、自然と候補にあがるんです。

しかも、もし スタバが満席だったとしても、「持ち帰る」という選択肢がある ので、

「行くのをやめよう」とはなりません。

つまり、

「すぐに思い出せる」=「選ばれやすい」=「売上が上がる」 ということです!


「記念日」や「特別な日」といえば?

・大切な人と特別な思い出を作りたい
・いつもとは違う特別な体験がしたい
・記念日をしっかりお祝いしたい

こういうとき、どこを思い浮かべますか?

私は ディズニー を思い出しました!
USJもあるけど、行ったことがないので、パッとは出てきませんでした。

なぜ ディズニーを思い出すのか?

それは、ディズニーが「特別な思い出を作る場所」として、しっかりブランドを作っているからです!
他にも家族・友人・非日常的な・プロポーズするなら等々たくさんの思い出してもらえる言葉がありますね

さらに、ディズニーは テレビCMやSNS、映画などを通じて、行ったことがない人にも「楽しい場所」と印象づけている

だから「記念日にどこか行きたい!」と思ったときに、

「ディズニーに行きたい!」と自然に思い浮かぶんです。


企業がやってしまう間違い

多くの企業は 「ターゲットを決めること」 にこだわりすぎて、

「どうやって思い出してもらうか?」を考えていません。

でも、最初から細かくターゲットを決めてしまうと、
逆に 多くの人に知ってもらうチャンスを失ってしまう んです。

たとえば、

  • 「この商品は 20代女性向け!」と決めると、30代の女性には届かない。
    →20代しか、振り向いてもらえないプロモーションを行うことに目が行くはずです

  • 「スポーツをする人向け!」と決めると、運動しない人はスルーする。
    →スポーツやっていない人にも使ってほしい商品の場合もありますよね

だから、 最初はできるだけ多くの人に知ってもらうことが大事!

そこから「売れるための選抜」をしていけばいいんです。

あるブランドでは、年代ごとに違う女優さんを起用して、(どこかは忘れました笑)

「幅広く認知してもらいながら、見せ方やアプローチのやり方を変更する」 という戦略を取っていました。

これこそが、 「思い出してもらう工夫」 です!

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もう一つの例:「ファストフード」

「お腹が空いた」「手軽に食べたい」と思ったとき、
マクドナルド を思い浮かべる人は多いはずです!

マクドナルドがすごいのは、
どんなときでも 「思い出せる工夫」 をしていること。

  • 「お昼ご飯を手軽に済ませたい」 → ランチセット
  • 「夜遅くにちょっと小腹が空いた」 → 24時間営業
  • 「子どもと一緒に楽しみたい」 → ハッピーセット

どんな人でも 「自分に合う理由」 が見つかる。
だからこそ、 いつでも思い出してもらえ、人気な理由にも頷きます!


まとめ

✅ 人は「思い出せるもの」を選ぶ
✅ 企業は「思い出してもらう」工夫をすべき
✅ 最初からターゲットを絞りすぎないことが大切
✅ 広く知ってもらった後に「売れる戦略」を考える
✅ そのために、広告や商品デザインを工夫する
思い出してもらう数が増えれば、売上も増える!

「思い出してもらうこと」が 売上につながる

これは、どんなビジネスにも共通する大事な考え方です!

だからこそ、 「どうやったら思い出してもらえるか?」
「どうしたら、数を増やすことができるのか?」
今から考えてみましょう!

  • B!