マーケティング

高単価商品のCV率を2倍にする方法【初心者でもできる具体策】

お客様に高い商品を買ってもらう方法とは?

商品を売るなら、できるだけ高く売って、売り上げを伸ばしたいですよね?
もちろん、誰だってそう思います。でも、ちょっと待ってください。

あなたのお客様はどうでしょう?
できるだけ安く、コストパフォーマンスのいい商品を選びたいと思っているはずです。
お客様だって、安くもっといいものを欲しいと思ってるはず!

この認識を忘れてしまうと、売上が伸びないどころか、どんどん抜け出せない穴にはまってしまいます。

よくあるのが、「この商品は利益率が高いからどんどん売ろう!」と考えて押し売りしてしまうパターン。
でも、お客様も賢いので、「こんな高い商品、買わないわよ!」と簡単に断られてしまいます。

では、高い商品を売るにはどうすればいいのでしょうか?
実は、答えはシンプルです。
「今のお客様を、一つ上のランクの顧客層へ引き上げる」 ことができればいいのです。

なぜそんなことが可能なのか?
それは 「人は一度いいものを手に入れたら、下のランクのものには戻れなくなる」 という心理が働くからです。

例えば…

  • 昔は固形石鹸を使っていたけど、今はワンプッシュで泡が出るボディソープが主流ですよね?
  • 一度高級車に乗ったら、軽自動車には戻りたいとなりますか?

このように、「より良いもの」に慣れてしまうと、元には戻れなくなる心理が働きます。
これを心理学では 「選好の階層化」 といいます。

では、どうすればお客様に「いいものを買いたい!」と思わせることができるのでしょうか?
それこそが マーケターの仕事 です。
さあ、一緒に詳しく見ていきましょう!


そもそもCV率って?

CV(コンバージョン)とは、物にはよりますが、
「お客さんが実際に購入してくれた割合」のこと。
例えば、100人がサイトを見に来て、1人が買ったら CV率は1% です。(CVRともいいます)

でも、 「高単価商品」 は買うまでに時間がかかるし、安い商品よりも売るのが難しい…。
そこで、 売れる確率(CV率)を2倍にする ための 超具体的な戦略 を紹介します!


まず、考え方が超重要!

高単価商品は「価格」ではなく 『価値』 を売るのが大事!
例えば…

❌ ダメな売り方:「この時計は30万円です!」
✅ 良い売り方:「この時計は 一生モノ で、着けているだけで信頼される特別なアイテムです。」

お客さんに 「この商品、買う価値あるな!」 と思ってもらえるかどうかが 勝負のカギ です!


CV率を2倍にする10の具体策

① 買わない理由をなくす(不安をゼロに!)

不安な人
不安な人

本当にこの商品、大丈夫かな…?


✅ そこで 「保証」や「口コミ」 をフル活用!

具体例:
「30日間全額返金保証!」 → 「お金のリスクなし」で安心
「1年間の無料修理つき!」 → 「高い商品でも安心して買える!」
「実際の購入者のレビュー動画を公開!」 → 「リアルな声があると信頼できる!」

試してみるか!

ひと
ひと

心理学的に、人は“失敗したくない”生き物!
だから、「買っても損しない」と思ってもらうのが超大事なんです


② “価格”ではなく“お得感”を伝える

❌ ダメな例:「この美容クリームは50,000円です。」
良い例:「1日たったの166円で、お肌が10歳若返る!」

具体例:
「1日コーヒー1杯分の価格で、一生使えるバッグ!」
「3年使えば、1日あたり100円!むしろコスパ最強!」

「お客様の未来がこの商品で叶いますよ」と買った後の創造をさせることが優先


③ お客さんの「欲しい!」を引き出す写真&動画

❌ ただの画像:「商品写真を1枚だけ載せる」
良い例:「使っている人の動画+高級感のある写真を載せる!」

具体例:
「職人が手作業で作っているシーンの動画」 → 高級感&こだわり感UP!
「実際に使っているおしゃれな人の写真」 → 「自分も使いたい!」と思わせる!
「開封動画&使用感のレビュー」 → 「リアルな体験があると信頼できる!」

視覚情報は説得力バツグン!「買った後の未来」を見せると、お客さんのワクワク度UP!

※このリップを塗るだけで、こんな仕上がりに…!実際の使用後の写真を見せられたら、
『私もこうなりたい!』って思っちゃいますよね。たったひと塗りで、理想の唇が手に入る。
そんな魔法みたいなリップ、気になりませんか?(私は男ですが笑)


④ 販売ページを超シンプルにする

❌ ダメな例:「説明が長すぎて、どこで買えばいいかわからない…」
良い例:「必要な情報だけ載せて、ボタンを大きくする!」

具体例:
「たった3ステップで注文完了!」
「購入ボタンは目立つ色で、大きく!」
「お客様の声 → 価格 → 購入ボタン」だけにする!

💡 「迷う」=「買わない」に直結!超シンプルなページにしよう!

では、実際に見比べてみましょう

①「こんないい商品でこんなにも安い商品はありません。ぜひ一度使ってみてください
公式サイトのでこのブログを見たと電話していただけたら、無料サンプル配信中」

 

②もっと詳しく



このような説明だと、間違いなくボタンひとつで購入する方が、スムーズでステップが短く感じますよね。シンプルで直感的な選択肢が、迷わず購入へと導いてくれるんです。


⑤ 「限定感」を演出する

❌ ダメな例:「いつでも買えるから、また今度でいいや」
良い例:「今買わないと損する!」と思わせる!

具体例:
「今月限定20個のみ!」
「先着10名様だけ、特別価格で提供!」
「あと○日で終了!」(カウントダウンタイマー付き)

人は「限定」「希少」に弱い!早く買わないと損する!と思わせよう!

もちろん、商品や状況によって異なりますが、最近この施策を試してみても、期待していた成果が得られていないことが多いです。『いくつ買いますか?』のように、選択肢を一つに絞るのではなく、複数の選択肢を提示した方が、より効果的だと感じるようになってきました。


⑥ 購入のハードルを下げる

❌ ダメな例:「50万円はちょっとキツイ…」
良い例:「月々5,000円の分割払いOK!」

具体例:
「分割払いで負担を軽減!」 → 「今すぐ買える!」
「お試し購入できます!」 → 「試せるなら安心!」
「法人向けリースプランもご用意!」 → 「企業でも導入しやすい!」

「買いやすい仕組み」を作るだけで、購入率UP!


⑦ “体験”を売る(試せると買いやすい!)

❌ ダメな例:「いきなり買うのは不安…」
良い例:「まずは体験してみよう!」

具体例:
「無料お試しできます!」 → 「試してから買える!」
「試着OK!気に入らなければ返品無料!」 → 「リスクゼロなら買いやすい!」
「オンラインでデモ体験できます!」 → 「実際に触れると納得!」

「体験できる商品」は売れやすい!まずは触れてもらおう!

あの有名な再春館製薬のドモホルンリンクルも新規の方には体験しかさせていないそうです


まとめ

まずは相手に興味を持ってもらうことから始めよう

いきなり商品を買ってもらおうとするのではなく、まずは 相手に興味を持ってもらうこと が大切です。
お客様の心に近づいていくことが、売上アップへの第一歩です。

このページを見た人がどんな気持ちになるか、考えてみてください。

  • 「嫌な気持ちになるだろうか?」
  • 「買いたいと思うだろうか?」
  • 「何も感じないだろうか?」

こうした仮説を立てることが重要です。その上で、あなたがどんなアプローチを取るかを考えていきます。


仮説を基に、実践してみよう

紹介した内容をすべて実行する必要はありません。
現在の事業において「これをやっていないな」「確かにこれは試してみてもいいかも」と思えるものが見つかれば、それを実践してみてください。

一つでも新しい気づきがあれば、それが大きな成果に繋がるはずです。


このように、相手の気持ちを考え、段階を踏んでアプローチすることが、成功への鍵です。

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