「顧客データの管理」と聞くと、なんだか難しそうに感じるかもしれません。
でも、実は私たちが日常的にやっていることと大きく変わりません。
たとえば、お店の常連さんの好みを覚えておいて「いつものですね!」と声をかけること。
これは立派な顧客データの管理です。
デジタルの世界では、それをデータとして整理し、広告などに活用することで、より効果的にお客さんにアプローチできるようになります。
Yahoo!広告でも、この「顧客データの管理」がとても重要なポイントになります。
最近、「電話番号の形式」や「メールアドレスの扱い」が変更されましたが、これがどんな影響を与えるのか見ていきましょう!
【ディスプレイ広告】顧客データ連携時の形式変更について|LINEヤフー for Business
Yahoo!ディスプレイ広告ターゲティングとは?
Yahoo!広告のディスプレイ広告は、インターネットを使っている人に画像や動画の広告を表示する仕組みです。強制的に見ることを余儀なくされたティッシュ配りといった感じでしょうか
この広告を「見てほしい人」または「行動してくれる可能性がある人」にちゃんと届けるために
Yahoo!広告では ターゲティング(対象を絞り込む仕組み) を使っています。
ターゲティング方法
■電話s番号やメールアドレスでのターゲティング
お店の会員登録などで集めた 電話番号やメールアドレス を使って
Yahoo!広告とデータを照合し、「この人はお店の常連さんだから、特別なキャンペーンを見せよう」といった配信が可能。
■サイト訪問履歴を使う方法
お店のホームページを見た人に対して、「この商品、まだ気になってませんか?」と広告を出す
リターゲティング もよく使われていました。
■興味・関心で絞り込む方法
「ペットが好きな人」「車に興味がある人」など、インターネットの行動データをもとに、特定のジャンルに関心のある人へ広告を配信することもできます。
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参考
今回は外れますが、関心・意欲があるユーザにも届けることも可能です。
幅広くユーザに届けることができ、無駄な予算を使うことなく
比較的行動に移ってくれるだろうユーザに届けることができます
今回のYahoo!広告の仕様変更、小さなアップデート
今回の仕様変更は、電話番号に国番号をつけること、メールアドレスを小文字に統一すること の2つ。
「え、それって何か影響あるの?」と思うかもしれませんが
すでに自社の会員登録をしている人や、顧客データを持っている人に向けて広告を出す場合 に関係する話です。
つまり、新しくお客さんを増やすというよりも
「すでにお店を知っている人にお得な情報を届ける」などリピーター向けの告知というのがメインになります。
そこまで大きな変更ではなく、小アップデートという感じですね。
ちょっとだけ注意点!
このアップデートで 「データの正確性がアップ!」 します。
ただし、そのためには すでに持っている顧客データを変更する必要があるんです。
ポイント メールアドレス → 小文字に統一!
メールアドレスは本来、大文字と小文字を区別しません。
たとえば 「Taro123@gmail.com」 という登録があっても
Yahoo!広告には 「taro123@gmail.com」 と小文字にして登録すればOK!
「最初からそうしとけばよくね?」という話ですが
まあ、統一ルールってことで従いましょう(笑)
ポイント 電話番号 → 「+81」をつける!
これはYahoo!側が 「このデータ、どの国の人かわかるように統一したい!」
という意図で定めたルール。
日本の番号しか使ってないなら +81 をつけるだけ なので、
サクッと対応しちゃいましょう!
まとめ
今回の仕様変更は、「今までの作業にちょっとだけ手を加えた」 くらいのもの。
大きく変わったというより
データの統一や正確性を少し向上させた という感じですね。
多少はデータのマッチング精度が上がるかもしれませんが、そこまで劇的な変化は期待せず
「まあ、ちょっとだけ良くなるかもね」 くらいの気持ちでいましょう(笑)。
それよりも、カスタムオーディエンスの設定をもっと柔軟に組み合わせられるアップデートが来てほしい!
今の仕様でも悪くはないけど、もうちょっと自由度が欲しいですよね…。
今後のアップデートに期待しましょう! 😊