マーケティング

キャンペーンの打ちすぎは危険!売上を守るための正しい戦略とは?

キャンペーンと聞くと、「お得!」というイメージがありますよね。
お客さんを増やしたり、賞味期限が近い商品を売り切ったり、プレオープンで知名度を上げたりと
いろんな理由でキャンペーンをします。

でも、忘れてはいけないのは「本来もらうべき値段をもらっていない」ということ。
つまり、割引をすればするほど、お店側は本来の利益を削っているんです。
あとで回収と思っていたら、全然できなかったなんてざらにあります

そこで今日は、
① キャンペーンをする際にやるべきこと
② 抜けがちなポイント
③ なぜキャンペーンの打ちすぎは良くないのか
この3つの観点で話していきます。

業界を知らない人でも楽しめる内容なので、ぜひ最後まで読んでみてください!

キャンペーンの打ちすぎには気をつけろ!

キャンペーンをすれば、お客さんは来る。
でも、それだけで満足してはいけません。

キャンペーンは 本来もらうべきお金をもらっていない状態 です。
やりすぎると お店の価値を下げる ことにつながります。

上記でも言っていますが、3つの視点で話していきます!

キャンペーンをする時にやるべきこと
見落としがちな大事なポイント
打ちすぎが良くない理由


① キャンペーンをする時にやるべきこと

キャンペーンをやるなら、 「告知」が命!
「安くすれば人が来る」なんて甘い考えではダメです。

実際に、 10年以上会社を経営している人でも、これを勘違いしていることがあります。
「キャンペーンを打てば自然と人は来るでしょ!」…そんなわけありません。

お客さんはキャンペーンを知らないと来ない!

キャンペーンをするなら、まず どうやって伝えるかを考える 必要があります。

SNSを活用する!
最近よく見る「100日後に○○をオープンする!」のように、
お店が開く前からファンを増やすのは とても理にかなったやり方 です。
実際にめちゃくちゃ来てますよね?
SNSで見てても大反響!
アイドルがオーディションからテレビ番組するきっかけにもなったことで拍車がかかりました

地道な告知も大切!
私が以前勤めていた会社では、新しいお店を開く時、 1週間その地域に前乗り しました。
家を訪問し、 インターホンを押して一人ひとりに伝える という方法です。

「○○でお店を開くので、ぜひ来てください!」と直接話すことで、
初日だけのキャンペーンを活かし、地域の人に広めていました。
ちなみにめちゃくちゃ大変です💦💦

ここまでやるのは大変。でも…

SNS・チラシ・ポスター・看板、使えるものは すべて使って告知する!パワープレイもありますね!
とにかく 「お店の存在を知ってもらう」努力が必要 なんです。


② 見落としがちなポイント

キャンペーンで 本当に大事なのは、サービスの質!
いくら人を集めても、 質が悪ければお客さんは離れていきます。

目の前の集客ばかりに気を取られていませんか?

せっかくお客さんが来ても、

不安な人
不安な人

期待してたのに、イマイチだった…

不安な人
不安な人

なんか残念だったな…

こう思われたら、もう来てくれません。

実際にあった失敗例

あるお店がキャンペーンで 大々的に集客 しました。
でも、肝心の準備が足りず、 スタッフの動きもバタバタ…。

結果、お客さんの評価は最悪。

こうなると、せっかくのキャンペーンが 逆効果 になってしまいます。

人を集めることに夢中になりすぎない!
キャンペーンは、あくまで「お店の魅力を伝える手段」!

お店の本質をおろそかにしてはいけません。


③ キャンペーンの打ちすぎが良くない理由

キャンペーンをやりすぎると お店の価値が下がります!
安売りを繰り返すと、 「安くしないと人が来ないお店」 になってしまうんです。

📌 こんな失敗例があります。

ある飲食店が 昼の売上を伸ばしたい と考えました。
そこで 「昼は食べ放題!」 というキャンペーンを開始。

結果、昼の売上は ものすごく伸びました!

…でも、 夜の売上が激減 しました。

なぜでしょう?

💭 「同じ料理なら、昼の安い時間に行けばいい」

お客さんはそう判断したのです。

つまり、 お店が自ら価値を下げてしまった んです。

📌 もうひとつの例

あるクライアントから、こう言われました。

💬 「毎月キャンペーンを打ちたいんですよね~」

…ちょっと待った!!

毎月キャンペーンをしていたら、 通常価格で買っているお客さんはどう思うでしょう?

💭 「え、なんか損した気分…」
💭 「キャンペーンの時にだけ行けばいいや」

こうなると お客さんはキャンペーン狙い になり、 普段の売上が落ちる ことになります。

キャンペーン専用の商品と通常商品を分けるならOK!
❌ でも、お客さんは企業側の都合を見抜いています。

何度も言いますが… お客さんはバカじゃない!
「このキャンペーン、本当にやるべきか?」を しっかり考えましょう!


まとめ:キャンペーンには細心の注意を

キャンペーンといえば、ちゃんとやれば恩恵があります
やらなければ、最悪な口コミと評価が待っています

どっちを選べとなったら、前者でしょう。

でも、後者になる方が多いこと、忘れないで下さい
いつだって、私たちはお客様がいるから存在しているんです

お客様のために最高のものを用意しましょう!

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